2016-10-25

【10/28 開催イベント】SDGダイアログ:アフリカにおける持続可能な未来


SDGダイアログでは、持続可能な開発目標(SDGs)の達成に向けて、アフリカにおける持続可能な開発の達成に向けた課題と機会について議論を展開します。国際的な目標である持続可能な開発目標(SDGs)を主題としながら、この分野において国際的に活躍する専門家とともに、以下の課題について議論を深めます。

 

•地域レベルの持続可能性を促進するために幅広い関係者とどのように協働すべきでしょうか

•地球規模の達成目標を地域・国・地方レベルの計画や対策に落とし込むには、どのようなモニタリングシステムや取り組みが必要でしょうか

•SDGsを達成する際に生じうる代償を最小限に留めるとともに、相乗効果を最大限にするにはどのようにすべきでしょうか

 

また本イベントでは、2016年8月にナイロビで行われた第6回アフリカ開発会議(TICAD VI)およびUNU-IASによる4つのサイドイベントの成果についても話し合います。

 

なお、本イベントは、日本語と英語の同時通訳があります。

参加登録
本イベントは公開ですが、事前登録が必要です。参加のご登録は、こちらからお願いいたします(2016年10月27日午後5時まで)。

 

SDGダイアログ・シリーズ
SDGダイアログ・シリーズでは、様々な専門家をお迎えして、それぞれの立場からSDGsの達成に向けたアイデアをお話いただきます。議論の場を通して、ゲストと身近な距離で対話をすることができます。

 

背景
2030年までに達成すべき目標として、2015年に国連本部で採択された「持続可能な開発目標(SDGs)」と、アフリカ連合が長期開発目標として設定したアジェンダ2063および10年実施計画は、持続可能な開発において考慮すべき社会経済、環境という側面を強調しており、相互に関連するものです。これまでアフリカ諸国はミレニアム開発目標(MDGs)のもとに開発が進んできましたが、これら新たに設定された課題や目標への取り組みが求められています。

UNU-IASはアフリカにおけるSDGs達成に貢献するために、政策関連研究や能力形成に取り組んでいます。特にエチオピア、ガーナ、ケニア、マラウィ、南アフリカ、ザンビアの研究機関と共同で、気候・生態系変動に関する研究プロジェクト(CECAR-Africa)の実施や大学院プログラムの共同開発(ESDA)を行っています。

2016年8月には、ナイロビにてTICAD VIが開催され、(1)アフリカ経済の多角化と産業化、(2)強靭で回復力のある健康医療システムの構築、(3)社会の安定化を優先課題として議論が行われました。UNU-IASはこの会議に関連してサイドイベントを行い、アフリカのSDGs達成に向けた地域的課題を中心に議論を深めました。

 

プログラム
14:00 – 14:10  開会挨拶

14:10 – 15:00  基調講演
_____•ターニャ・エイブラハムズ(南アフリカ国立生物多様性研究所最高経営責任者、
_____UNU-IAS 評議員)
_____•マリア・イワノワ(マサチューセッツ大学ボストン校ガバナンスとサステイナビリティセンター
_____共同ディレクター、同大学准教授、UNU-IAS 評議員)

15:00 – 15:15  休憩

15:15 – 16:30  パネルディスカッション

モデレーター:
_____•竹本 和彦(UNU-IAS所長)
パネリスト:
_____•齊藤 修(UNU-IAS学術研究官)
_____•エマニュエル・ムティシャ(UNU-IASプログラムコーディネーター)
_____•ターニャ・エイブラハムズ
_____•マリア・イワノワ
_____•リンダ・チナングワ(UNU-IAS 日本学術振興会特別研究員)

16:30      閉会挨拶

TO TOP

LINKS