2017-03-10

SDGダイアログ:グローバル企業と2030アジェンダ


欧米をはじめとする昨今の社会情勢の大きな変化を踏まえ、従来の資本主義のあり方への見直しが求められる中、社会の安定に企業が果たす役割はますます大きくなっています。本イベントでは、このような時代における新しい企業経営の形について、「持続可能な開発目標(SDGs)」が指し示す社会のあるべき姿に照らして考えます。イベントを通じて、以下のような点について議論を深めます。

・グローバル企業は、社会および環境問題を、どのように企業経営に取り入れるのでしょうか?企業の社会的責任(CSR)を達成するだけでなく、パラダイムシフトが起こる中で競争力も維持するには、どうすればよいのでしょうか?
・環境・社会・企業統治に配慮した組織に対する「ESG投資」の基準は、どのように2030アジェンダと関連付けることができるのでしょうか?

本イベントは、持続可能な開発ソリューション・ネットワーク・ジャパン(SDSN Japan)と国連大学サステイナビリティ高等研究所(UNU-IAS)が共催します。後援は、日本経済新聞社、グローバル・コンパクト・ネットワーク・ジャパン、CDP、協力は地球環境パートナーシッププラザ(GEOC)です。

参加申し込み
本イベントは、日本語と英語による同時通訳があります。
こちらから事前登録をお願いします。(参加無料)締め切りは、4月14日午後5時です。

背景
SDGsは、2015年9月に開催された「国連持続可能な開発サミット」において、「持続可能な開発のための2030アジェンダ」の中核として採択されました。同アジェンダは、「誰も置き去りにしない」ことを強調するとともに、国際社会が2030年までに達成すべき17の具体的な目標を掲げています。
日本政府は、2016年5月に「SDGs推進本部」(本部長:内閣総理大臣)を設置した後、さまざまなステークホルダーの代表者などから構成されるSDGs円卓会議における議論を踏まえ、同年12月には「SDGs実施指針」を策定、公表しました。こうした国内外の動向に呼応する形で、企業もSDGs達成に向けて取り組みを加速することが求められています。

SDGダイアログ・シリーズ
SDGダイアログ・シリーズでは、さまざまな分野の専門家が集まり、それぞれの立場からSDGsの達成に向けたアイデアを話します。参加者が、専門家と身近な距離で対話のできるイベントです。

プログラム
13:00-13:05 開会あいさつ
浜中裕徳(SDSN Japan議長、地球環境戦略研究機関理事長)
13:05-15:00 基調講演
・沖大幹(国連大学上級副学長、東京大学教授)
・有馬利男(グローバル・コンパクト・ネットワーク・ジャパン代表理事、富士ゼロックス株式会社エグゼクティブ・アドバイザー)
・フルヴィオ・グアルネリ(ユニリーバ・ジャパン・カスタマー・マーケティング株式会社プレジデント&CEO)
15:00-15:20 休憩
15:20-16:50 パネルディスカッション
モデレーター
・滝順一(日本経済新聞社編集委員)
パネリスト
・饗場崇夫(トヨタ自動車株式会社環境部担当部長)
・山本百合子(イオン株式会社秘書部シニアマネジャー)
・髙橋則広(年金積立金管理運用独立行政法人理事長)
・森澤充世(CDP事務局ジャパンディレクター)
・蟹江憲史(UNU-IASシニアリサーチフェロー、慶応大学教授)
16:50-17:00 閉会あいさつ
竹本和彦(SDSN Japan事務局長、UNU-IAS所長)

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