2017-07-13

ワークショップ「アジア太平洋におけるSDGs実施のためのマルチステークホルダー・パートナーシップ」の開催


2017年3月28日、UNU-IASは国連アジア太平洋経済社会委員会 (UNESCAP) と共催で、「持続可能な開発に関するアジア太平洋フォーラム (APFSD) 2017」のサイドイベントしてワークショップ「アジア太平洋におけるSDGs実施のためのマルチステークホルダー・パートナーシップ」を在バンコク国連会議場で行いました。本ワークショップでは i) アジア太平洋地域の中小企業を対象とした多様な主体によるパートナーシップの特徴を把握、ii) これらの国々がどのようにしてパートナーシップを十分に活用、関連知識を共有するかに主眼をおき議論がなされました。また既に認識されている課題の検討、多様な主体間のパートナーシップによる持続可能な開発 (SDGs) の実施、フォローアップ及びレビューを地域、国家、国際レベルで保証していく方法を探る機会が提供されました。

 

本ワークショップではアジア太平洋地域の政府代表者、学者、市民社会、ビジネスセクター及び国際機関といった幅広いステークホルダーを介し、それぞれの立場からの経験と最も望ましい実践方法を紹介、議論しました。モナシュ大学のDavid John Griggs教授は基調講演で持続可能な目標間にある相互関連性を意識する事が重要であると強調し、それを基に当日の議論が進められました。実際のところ各々の機関は独立して個々の課題にのみ取り組み統合的な解決策は考慮しない傾向にあるため、同教授は各目標の間にある相互関連性を意識して、多様な主体がパートナーシップを形成するための効果的な在り方へ繋げていく事が重要であると述べました。

 

本イベントは、UNU-IASが実施する「SDGダイアログ」シリーズの一環として行われました。より詳しい内容については、英語版をご覧ください。

 

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